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インストールとバージョンアップガイド

1. 概要

このマニュアルはローカルのWebサーバ上でのSugarのインストールと現在のインストールをSugarの最新版へバージョンアップを行うための必要条件と手順を説明します。以下の使用説明は適切なシステムへのアクセス権を持つシステム管理者と利用される技術である基本知識について書いています。


2. インストール

SugarのインストールはPHPで実行するWebサーバとデータベースサーバを必要とします。以下のセクションはローカルWebサーバのスタック上でインストールするSugarについて、必要とされる必要条件とSugarをインストールするための個々の手順を詳しく述べます。


2.1 必要条件

Sugarでは、全ての設定が適切に実行するいくつかの一般的な必要条件のみ、スタック設定の多様性を実行できます。プラットフォームやデータベースの提供者がSugarでサポートされるものとみなす情報については、「サポートプラットフォーム」ドキュメントを参照してください。


2.1.1 PHP

Sugarを実行するには、必要とされるPHPだけではなく、特定のPHPモジュールやいくつかの特定の設定も必要となります。

Sugarをインストールする前にPHPで実行するには、以下のモジュールが必要となります。

curl

 gd

 hash

 imap

 json

 mbstring

 openssl

 SimpleXML

 zip

 zlib

php.iniファイルを確認し、http://us.php.net/manual/en/function.phpinfo.phpの出力を実行することによって、PHPの設定でインストールされるモジュールを確認してください。

PHPの設定であるphp.iniファイルの設定を行う場合、いくつかの指令と推奨する値を以下の通りにします。

指令

PHPのデフォルト

推奨の値

詳細

date.timezone

 

N/A

デフォルトでは、日時の機能に対して使うタイムゾーンです。可能なタイムゾーンの一覧をここで表示します。

http://www.php.net/manual/en/timezones.php

display_errors

1

0

エラーが出力の一部分としてWebページに表示するか非表示にするかを決定します。

fastcgi.logging

1

0

SAPIのログがFastCGIを使う時にONにするかOFFにするかを決定します。FastCGIのログはIISを実行している場合、無効にします。

max_execution_time

30

120

スクリプトが実行できる最大時間()を決定します。この値は、ユーザが通常実行する操作のタイプ次第で大きくする必要があります。(例:一括更新)

memory_limit

128M

512M

スクリプトが割り当てられるメモリの最大数(バイト)を決定します。この設定は、多くの操作を完了するために許可するものを増やす必要があります。(例:一括更新、エクスポート等)

post_max_size

8M

30M

許可されるPOSTのデータの最大サイズ(メガバイト)を決定します。これは、アップロードを失敗した値よりも大きいファイルをアップロードする場合に、主に重要です。この値はupload_max_filesizeの設定に反映し、ユーザが常に大きいファイルをアップロードする場合に大きい値を設定します。

session.cookie_lifetime

0

N/A

PHPセッションの存続時間()を決定します。ブラウザが閉じるまで、このセッションがアクティブの場合、値を0に指定します。

session.gc_maxlifetime

1440

N/A

このセッションでデータが削除された後の秒数を決定します。

upload_max_filesize

2M

30M

アップロードされるファイルの最大サイズ(メガバイト)を決定します。この値はpost_max_sizeの設定に反映し、ユーザが常に大きいファイルをアップロードする場合に大きい値を設定します。


PHPの指令や機能に関する詳細は、「www.php.net」を参照してください。


2.1.2 データベース

Sugarではインストールするためにすでに実行しているサポートのデータベースを必要とします。実行しているデータベースの一番上で、Sugarがインストールされる前にいくつかの特定の設定を行う必要があります。

PHPはデータベースの選択で通信する適切なドライバーを設定する必要があります。

データベースでアクセスできるPHPの設定を以下の手順で行います。

1. データベースやサーバ構築、PHPのバージョンに対応する適切なドライバーファイルを入手します。

データベース

拡張子

ドライバー

MySQL

mysqli

http://us.php.net/manual/en/book.mysqli.php

Microsoft SQL

sqlsrv

http://msdn.microsoft.com/en-us/library/cc296170.aspx

Oracle

ocl8

http://us.php.net/manual/en/book.oci8.php

DB2

ibm_db2

http://us.php.net/manual/en/book.ibm-db2.php


2. PHPextension_dirフォルダにあるドライバーファイルを置きます。

3. ドライバーファイルを読み込むphp.iniファイルで拡張子の行を追加します。(例:extension=php_mysql.dll)

4. Webサーバを再起動します。

注:Oracleを実行している場合、文字セットが検索の最適化に対するクライアントのマシンで設定しているNLS_LANGAL32UTF8となっているか確認してください。例えば、ユーザに基づくUSAMERICAN_AMERICA.AL32UTF8です。

データベースのプラットフォームやバージョンがSugarでサポートされているかに関する詳細は、「サポートプラットフォーム」ドキュメントを参照してください。


2.1.3 Webサーバ

Sugarでは、サポートされるWebサーバのインストールに関するいくつかの特定の設定を行う必要があります。Sugarのディレクトリにある多くのファイルを作成、維持します。従って、Sugarではインストールするために非常に多くの特定のファイルの権限を必要とします。Webサーバで実行されるユーザは多くのSugarファイルで読み書きできる権限を持つ必要があります。最小限で、以下のファイルとディレクトリはWebサーバから書く必要があります。

 ./config.php

 ./config_override.php

 ./sugarcrm.log

 ./cache/ と全てのサブディレクトリやファイル

 ./custom/ と全てのサブディレクトリやファイル

 ./data/ と全てのサブディレクトリやファイル

 ./modules/ と全てのサブディレクトリやファイル

IISを持つWindowsで実行するSugarIISのユーザ(IUSR_[コンピュータ名])にこれらのファイルのアクセス権を持つ必要があります。

Linuxで実行するSugarWebサーバで実行する同じユーザを所有し、同じグループなので、リスト化されたファイルやディレクトリを要求します。そのとき、Sugarでは以下の権限を必要とします。

 上記のリストにあるディレクトリの権限を775

 上記のリストにあるconfig.phpとディレクトリにある全てのファイルの権限を664

ApacheWebサーバで実行しているSugarhttpd.confファイルで設定する必要があります。全てに設定されているSugarインストールのディレクトリに関してAllowOverrideの値を変更します。

WebサーバではPHPの実行を中断するタイムアウトの設定があります。ApacheにはTimeoutディレクトリがあり、IISには初期値が300秒であるCGIのタイムアウト機能があります。詳細については、特定のWebサーバに対するドキュメントを参照してください。


2.2 Sugarのダウンロード

Sugarをインストールするために必要となるファイルをダウンロードするには、以下の手順を行います。

1. http://www.sugarcrm.com/ へ移動します。

2. 画面の右上角にある「Login」をクリックします。

3. ポップアップウィンドウで、SugarCRM.comの証明書を入力し、「Login」をクリックします。

4. ログインが成功した後、メニューの上側にある「Support」をクリックし、Support画面へ移動します。

5. サポート画面で、Customer Centerセクションから「Download Purchased Software」をクリックします。

6. Download Managerで、ドロップダウンからSugar ProfessionalSugar Enterprise等のSugarの版を選択し、「Show Files」をクリックします。

注:SugarCRM.comのアカウントと結びつくSugar版の選択のみできます。

7. 利用できるSugarの最新版は一番上に表示されます。違うバージョンにしたい場合、現在のバージョンを折りたたむためにマイナスアイコン()をクリックします。

利用できるファイルを展開するには、要求するバージョンの隣にあるプラスアイコン()をクリックします。

注:サポートされないdownload managerで一覧表示されるバージョンがあることを念頭に置いてください。バージョンの要求はサポートバージョンの画面を確認することによってサポートすることを確かめてください。

8. 要求されるバージョンに対してインストーラのzipファイルをダウンロードするには、インストーラセッションにあるリンクをクリックしてください。

注:既存のSugarインストールのバージョンアップを実行する場合、Upgradesセクションから適切なバージョンアップのファイルをダウンロードします。バージョンアップのファイルはファイル名にあるSugarfromtoのバージョンを指定します。Fromのバージョンはバージョンアップを実行できるSugarの現在のバージョンと一致しなければなりません。

9. インストーラzipファイルはコンピュータでダウンロードされます。


2.3 インストールの準備

Sugarに対するインストーラzipファイルをダウンロードした後、Webサーバのディレクトリにあるzipファイルの内容を展開する必要があります。

インストールに対するファイルを用意するには、以下の手順を行います。

1. SugarがインストールされているWebサーバにインストーラzipファイルを移動します。

2. WebサーバにあるWebrootディレクトリに置きます。このディレクトリは提供されているファイルが置いてある場所です。以下はWebrootディレクトリに対する共通の場所です。ただし、サーバの設定次第で異なることがあります。

Linux/Apache/var/www/html

Mac OSX/Apache/Library/WebServer/Documents/

Windows/IISC:\lnetpub\wwwroot\

Windows/ApacheC:\Program Files\Apache Group\Apache\htdocs\

3. Webrootにあるインストーラzipファイルの内容を取り出します。これは、Sugarのバージョンがそのバージョンの内容(例:SugarPro-Full-6.5.13)を表示しているWebrootにあるディレクトリを作成します。

4. インストール目的と一致するディレクトリを名前変更します。(例:sugarcrmsugarcrm_devsugarcrm_test)

5. 次に、Sugarのディレクトリにあるファイルで権限を設定します。Webサーバを実行するユーザは多くのSugarファイルの読み書き権限を持つ必要があります。最小限で、以下のファイルとディレクトリはWebサーバから書く必要があります。

./config.php

 ./config_override.php

 ./sugarcrm.log

 ./cache/ と全てのサブディレクトリやファイル

 ./custom/ と全てのサブディレクトリやファイル

 ./data/ と全てのサブディレクトリやファイル

 ./modules/ と全てのサブディレクトリやファイル

IISを持つWindowsで実行するSugarIISのユーザ(IUSR_[コンピュータ名])にこれらのファイルのアクセス権を持つ必要があります。

Linuxで実行するSugarWebサーバで実行する同じユーザを所有し、同じグループなので、リスト化されたファイルやディレクトリを要求します。そのとき、Sugarでは以下の権限を要求します。

 上記のリストにあるディレクトリの権限を775

 上記のリストにあるconfig.phpとディレクトリにある全てのファイルの権限を664

Linuxで権限を設定するには、以下のコマンドを実行します。

chown apache:apache –R {Sugarディレクトリ}

chmod 755 –R {Sugarディレクトリ}

Webサーバのユーザやグループが「apache」であると上記のコマンドは想定します。Webサーバは異なる値で設定され、適切な値が使われることを確認するためにApacheの設定を調べます。


2.4 セットアップウィザードでのインストール

インストールファイルを用意した後、Sugarをインストールする準備をします。

セットアップウィザードでのインストールを行うために以下の手順を使います。

1. サポートされるWebブラウザを使用して、Sugarディレクトリの主なURLへ移動します。

http://{Webサーバ}/{Sugarディレクトリ} (例として、http://localhost/sugarcrm/ があります。)

2. セットアップウィザードは起動し、ようこそ画面を持って来ます。

3. インストールから案内するために望ましい言語を選択し、続行するには「次へ」をクリックします。

4. インストールを成功するために実行の開始を行う適切な手順を全て確認し、提供されている情報を見直し、続行するには「次へ」をクリックします。

5. ライセンス購読契約を見直し、「同意します」チェックボックスにチェックします。続行するには、「次へ」をクリックします。

6. その時、セットアップウィザードは互換性のサーバ環境を確認します。あなたの環境で通過する場合、インストールは続行します。そうでなければ、続行する前に問題を訂正するためのダイアログを表示します。問題が解決されると、再度互換性のチェックを行い、インストールを続けるために「Re-check」をクリックします。

7. インストールのオプション画面で、ダウンロードキーを入力し、実行するインストールタイプを選択します。

通常インストール:簡単なインストールで最小限の設定オプションを提供します。

カスタムインストールSugarURLやシステム名、照合のような追加の設定オプションを提供します。

これらの設定を完了し、続行するには「次へ」をクリックします。

8. Sugarをインストールするためにデータベースのプラットフォームを選択します。表示されたデータベースタイプはサーバ上でPHPにインストールされた現在のデータベースのドライバーから生成します。要求されるデータベースのエンジンを見ない場合、PHPの設定を確認し、設定の変更に反映されるWebサーバを再起動してください。

続けるには「次へ」をクリックします。

9. データベース設定画面で、以下のフィールドに対する適切な値を入力します。

データベース名Sugarのインストールで作成・使用するためのデータベースの名前や名称です。入力されるデータベース名は特定のサーバ上にある既存のデータベースである場合、既存のデータベースとその中身はSugarのデータベースで削除、置き換えます。

ホスト名:データベースがSugarのインストールで作成・使用されるサーバ名あるいはマシン名です。

データベース管理者のユーザ名:特定なデータベースサーバ上にあるデータベースやテーブルを作成するための適切な権限を持つ管理者ユーザのユーザ名を提供します。

データベース管理者のパスワード:特定な管理者ユーザのパスワードを提供します。

Sugarデータベースの管理者ユーザ名Sugarに接続するデータベースのユーザを決定するためにドロップダウンからオプションを選択します。

 管理者ユーザと同じSugarではデータベースに接続されるためにすでに提供されているデータベースのユーザ名とパスワードを使います。

 既存ユーザを指定:データベースに接続されているSugarの異なるデータベースユーザに対する証明書を入力します。

 作成するためにユーザを定義:データベースに接続されているSugarの新しいユーザを作成するための証明書を入力します。

データベースにデモデータを追加しますか?Sugarのテストに対してデモレコードを持つデータベースを設定するには、「はい」を選択します。

検索エンジンタイプSugarで全文検索を利用するための検索エンジンを選択します。全文検索エンジンを選択する場合、以下のフィールドでセットアップウィザードを提供しなければなりません。

 ホスト:全文検索エンジンのホスト名やIPアドレスを入力します。

 ポート:全文検索エンジンで通信するためのポート番号を入力します。初期値は9200です。

全ての必須フィールドは赤いアスタリスクでマークされ、続行する前に完了しなければなりません。

10. 続けるには「次へ」をクリックします。

11. サイト設定画面で、以下のフィールドに対して適切な値を入力します。

SugarCRM管理者のユーザ名:インストールが成功した時に最初にログインするために使うSugar管理者のユーザ名です。

SugarCRM管理者のユーザパスワード:インストールが成功した時に最初にログインするために使うSugar管理者のユーザパスワードです。

SugarCRM管理者のユーザパスワードを再入力してください。:正しく入力されているか確認するために与えるパスワードの確認です。

12. 標準の代わりにカスタムインストールを実行する場合、以下のフィールドでアクセスします。

SugarインスタンスのURLSugarインスタンスにアクセスするために使うURLを入力します。この値は正しく作動するための様々なインテグレーションに対して重要で、公にアクセスできるURLを一般に要求しています。

システム名:ブラウザの上部バーで表示されるSugarのインスタンス名を入力します。

コレーション設定:データベーステーブルを作成する場合に使う適切なコレーション設定を選択します。コレーションは文字セットやデフォルトの並べ替えオプションを決定します。初期値はutf8_general_ciです。

13. 続行するには「次へ」をクリックします。

14. 通常インストールが選択されている場合、設定の確認画面へ移動します。カスタムインストールが選択されている場合、サイトセキュリティ画面へ移動します。この画面では、以下のリストから要求されるオプションを選択します。

自動的にアップデートをチェック?:選択した場合、Sugarは定期的に更新の確認を行います。

Sugar用のカスタムセッションディレクトリを使用:選択した場合、SugarCRMのセッション情報を保管する安全なフォルダを提供します。これは、共有サーバでの脆弱性からセッション情報を防いだり、他のアプリケーションのサーバで保管される他のセッションデータと衝突したりします。

カスタムログディレクトリを使用:選択した場合、Sugarログを保存するディレクトリを指定します。ログファイルの場所をどこに指定したとしても、Webブラウザからのアクセスは.htaccessのリダイレクトによって制限されます。

カスタムアプリケーションID:選択した場合、自動生成されたIDに上書きするためにアプリケーションIDを提供します。このIDは同じサーバで提供する他のインスタンスと比較するために常に一意にします。この値は使える適切なファイルを区別するためにエンジン(例:APCMemcache)でキャッシュするPHPによって利用されます。

設定の確認画面へ続行するには、「次へ」をクリックします。

15. 設定の確認画面で、Sugarのインストールで選択された設定を見直してください。設定を変更する必要がある場合、いくつかの設定に立ち戻るにはインストール手順で前に移動するために「戻る」をクリックします。任意で、インストール前に設定で正しくパスワードが入力されているかを確認するには、「パスワードの表示」をクリックします。また、インストール前に情報の概要を印刷するには、「概要を印刷」をクリックします。

設定を確認し、与えられた設定でSugarをインストールするには、「インストール」をクリックします。


16. Sugarインストールの経過と結果を含み、セットアップ実行画面が表示されます。インストールの成功が表示されるメッセージを受け取る時、インストールは完了しています。続行するには、「次へ」をクリックします。

17. カスタムインストールが選択されている場合、言語パックをインストールするためのオプションがあります。また、言語パックは後でアプリケーションからインストールできます。続行するには、「次へ」をクリックします。

18. 任意で、Product Registration画面にあるSugarCRMでの情報を登録できます。登録するには、連絡先の情報を利用できるフィールドに入力し、「Submit」をクリックします。一回登録を完了するか、登録をスキップするかで、「次へ」をクリックします。

19. Sugarのログイン画面が表示されます。インストール中に指定した管理者のユーザ名とパスワードでSugarにログインできます。


3. バージョンアップ

Sugarから最も多く入手するには最新版を推奨します。Sugarの新しいバージョンは一般に性能の上昇やバグ修正、新しい機能を備えています。

Sugarをバージョンアップする前に、まず試験的なバージョンアップや生産システムのバックアップのコピーを実行することを大いに推奨します。これは、その方法を熟知するだけではなく、商品をバージョンアップする場合に衝突するいくつか可能性のある問題も指摘されます。また、現在のテクノロジーがバージョンアップをサポートすることを確かめる前に、サポートプラットフォーム画面を確認することを推奨します。現在のバックアップファイルを入手するには、Sugarの現在のバージョンと要求されるバージョンアップが一致する適切なバージョンアップのzipファイルをダウンロードする方法以外に、「Sugarのダウンロード」セクションにある指令に従ってください。


3.1 必要条件

バージョンアップを実行する前に、バージョンアップを成功するために確認しなければならないいくつかの必要条件があります。その条件は以下の通りです。

 Webサーバやデータベースにある現在のSugarディレクトリをバックアップします。

 post_max_sizeupload_max_filesizeの設定はバージョンアップのzipファイルのサイズより大きいPHPであることを確認します。これらの設定はphpinfoの機能を実行し、php.iniファイルを確認します。

 実行中のWebサーバがSugarディレクトリにあるconfig.phpファイルとSugarディレクトリでの読み書き権限を持つユーザであることを確認します。

 ファイルでのコードレベルを変更する場合、カスタムディレクトリの変更やバージョンアップ中に削除されることを確認します。

 演算コードのキャッシュがPHPで有効である場合、バージョンアップ中に使えないキャッシュコードを確認するために無効にします。演算コードのキャッシュはバージョンアップが完了した後に再び有効にします。

 ゼンドコード2.0を使う場合、ConnectionTimeout3000秒、RequestTimeout6000秒の値に増やします。

 IIS7を実行する場合、web.configファイルに以下のコードを追加してください。

 IISを実行する場合、CGIアプリケーションがバージョンアップ中にタイムアウトしないことを確認するためにCGIスクリプトのタイムアウトを1800(30)に設定します。

 Apacheを実行する場合、httpd.confファイルにあるLimitRequestBodyの値を2GBに設定してください。


3.2 アップグレードウィザードによるバージョンアップ

アップグレードウィザードはより新しいバージョンへSugarインスタンスをバージョンアップするための早くて簡単な方法を提供します。アップグレードウィザードは管理者ユーザのみ利用でき、管理 > アップグレードウィザードを経由してアクセスされます。

注:データベースがテーブルごとに10000以上のレコードを持つ場合、アップグレードウィザードの使用の代わりにサイレントアップグレーダーによるバージョンアップを推奨します。マニュアルはファイルの交換やサポートされないアップグレードするSQL文の実行によってバージョンアップします。

アップグレードウィザードを使うバージョンアップを実行するために以下の手順を行います。

1. アップグレードセクションから適切なバージョンアップのzipファイルをダウンロードする以外に、Sugarのダウンロードセクションにある以下の管理によって正しいバージョンアップのファイルを入手します。バージョンアップのファイルはファイル名でSugarfromtoのバージョンを指定します。fromバージョンはバージョンアップを実行できるSugarの現在のバージョンと一致しなければなりません。例えば、Sugar 6.5.13の代わりにProfessional 6.5.7をバージョンアップするには、SugarPro-Upgrade-6.5.x-to-6.5.13.zipファイルを必要とします。

2. 管理者としてログインした時、アップグレードウィザードを起動するには管理 > アップグレードウィザード へ移動します。

3. 開始画面で、アップグレードステップを開始するには「次へ」をクリックします。

4. システムチェックはすでにバージョンアップされたインスタンスを確認するために実行されます。いくつかの確認が失敗した場合、失敗チェックを改善するために失敗チェックの隣にあるリンクをクリックします。

問題が解決すると、再度システムチェックを実行するために「再確認」をクリックします。

5. システムチェックが通過した後、続行するには「次へ」をクリックします。

6. アップグレードファイルのアップロード画面で、手順1でダウンロードされたバージョンアップのzipファイルを参照するには「ファイル選択」をクリックし、ファイルを選択し、「アップグレードパッケージ」をクリックします。

7. バージョンアップのファイルがアップロードされると、すでにインストールされたファイルを表示する中央セクションが現れます。

アップグレードファイルのアップロード画面の下のセクションはこのインスタンスに対する前にインストールされたバージョンアップのパッケージを表示します。

8. 事前チェックを実行するには、「次へ」をクリックします。全てのチェックが通過した場合、バージョンアップを開始するには「次へ」をクリックします。

注:画面上で「次へ」をクリックした後、アップグレードプロセスの停止を完了しなければなりません。続行したくない場合、この時点でバージョンアップの手順を安全に中止するには「キャンセル」をクリックします。

9. バージョンアップのパッケージからのファイルはシステムで取り出し、コピーされます。ファイルがコピーされると、アップグレードの適用画面へ移動します。ここでコピーされるファイルを表示するには「表示」をクリックします。バージョンアップを続行するには、「次へ」をクリックします。

10. 次のバージョンアップのスクリプトが実行し、新しいフィールドの作成や3つのグループの実行は古いバージョンのカスタムインスタンスと古いバージョンのデフォルトインスタンス、新しいバージョンのデフォルトインスタンスでマージします。マージは以下の操作で実行します。

デフォルトのモジュールレイアウトへの新しいフィールドの追加します。

注:スタジオでデフォルトのレイアウトを保存している場合、最初のバージョンのデフォルトではなく、最新のバージョンのデフォルトが存在します。

 レイアウトがスタジオからカスタマイズされている場合、現在のモジュールレイアウトから新しいフィールドを追加します。

 カスタムレイアウトに新しいフィールドを追加するにはオプション与えます。

レイアウトの確認画面で、新しいフィールドを追加したくないいくつかのモジュールを選択解除します。必要に応じて、フィールドは手動で後に追加できます。レイアウトの変更を確認し、バージョンアップを続けるには「次へ」をクリックします。

11. レイアウトの確認画面には「レイアウトをマージすることに成功しました」と表示されます。バージョンアップを終了するには「次へ」をクリックします。

12. アップグレードウィザードの最後のページはバージョンアップの確認を表示します。アップグレードウィザードを終了するには「Done」をクリックします。

13. インスタンスが実行している新しいバージョンを確認するAbout画面へ移動します。

14. 最後のクリーンアップとして、管理 > リペア(再構築) へ移動し、「クイックリペア&再構築」と「リレーションシップの再構築」を実行します。リペアで実行される機能についての詳細は、管理ガイドにある「システム管理」ドキュメントを参照してください。

15. Sugarに複数のバージョンアップを実行している場合、アプリケーションのログアウトをし、それぞれのパッケージをバージョンアップした後にログインするように元に戻します。

 

3.3 サイレントアップグレーダーによるバージョンアップ

サイレントアップグレーダーとは、管理者に対してサーバ環境のPHPのいくつかの制限を回避できるコマンドラインスクリプトです。また、もしかするとWebサーバはアップロードサイズやセッションのタイムアウトで厳しすぎる制限の設定を行います。サイレントアップグレーダーはスタンドアローンの実行環境での設定に対して制限を回避し、よく管理します。

注:サイレントアップグレーダーのスクリプトはスクリプトを実行するログインユーザに対して新しいファイルを作成します。例えば、rootユーザでユーザ/グループrootとしてファイルを作成します。Apacheが読めないので、Webサーバのユーザはスクリプトの読み書き権限を持つことを確認しなければなりません。

サイレントアップグレーダーを使うバージョンアップを実行するために以下の手順を行います。

1. アップグレードセクションからサイレントアップグレードのzipファイルや適切なグレードアップファイルをダウンロードする以外に、Sugarのダウンロードセクションにある以下の管理によって正しいバージョンアップのファイルを入手します。バージョンアップのファイルはファイル名でSugarfromtoのバージョンを指定します。fromバージョンはバージョンアップを実行できるSugarの現在のバージョンと一致しなければなりません。例えば、Sugar 6.5.13の代わりにProfessional 6.5.7をバージョンアップするには、silentUpgrade-PRO-6.5.13.zipSugarPro-Upgrade-6.5.x-to-6.5.13.zipファイルを必要とします。

2. Webサーバ上にあるsilentUpgradezipファイルの内容を取り出します。

3. Webサーバのコマンドラインから、取り出されたsilentUpgradeの内容へ移動し、以下のコマンドを実行します。

php.exe –f silentUpgrade.php [UpgradeZipFile] [logFile] [pathToSugarInstance] [adminUser]

注:サーバに基づくLinuxMac OS Xはサーバに基づくWindowsphp.exeを呼ぶ場所を実行しないで、phpを呼ぶ必要があります。Windowsのコマンドプロンプトにあるディレクトリからphp.exeを呼ぶために、PHPのインストールのパスを参照するシステムの環境パス変数を設定しなければなりません。あなたの場所にある特定の値に対して上記を除くパラメータを設定します。

[UpgradeZipFile]:バージョンアップするzipファイルへのフルパスです。

[logFile]:サイレントアップグレードの結果を保管するログファイルのパスです。Sugarインスタンスへの相対パスが使われるかもしれません。

[pathToSugarInstance]:バージョンアップされるインスタンスへのファイルのフルパスです。

[adminUser]:有効な管理ユーザの名前です。

例えば:

Sugarに置かれているMac OS XApacheの実行場所:"/Library/WebServer/Documents/sugarcrm/"

バージョンアップzipファイルとsilentUpgradezipファイルの取り出される内容の全ての場所:"/Library/WebServer/Documents/upgrade/"

それから、「管理者」ユーザのサイレントアップグレードや「silentUpgrade_6513.log」のログファイルを実行するには、以下のコマンドを実行する必要があります。

cd /Library/WebServer/Documents/upgrade/

php –f silentUpgrade.php /Library/WebServer/Documents/upgrade/SugarPro-Upgrade-6.5.x-to-6.5.13.zip ./silentUpgrade_6513.log /Library/WebServer/Documents/sugarcrm/ admin

4. バージョンアップが始まり、その結果はコマンドラインで印刷します。任意として、バージョンアップについてのエラーや詳細に対する特定のログファイルを確認します。

5. Sugarにログインし、最後のクリーンアップとして 管理 > リペア(再構築) へ移動し、「クイックリペア&再構築」と「リレーションシップの再構築」を実行します。リペアで実行される機能についての詳細は、管理ガイドにある「システム管理」ドキュメントを参照してください。

 

4. Sugarエディションのコンバート

アップグレードウィザードはSugarエディションをコンバートするために管理者に許可されます。限られたエディションは全てのエディションからコンバートされます。以下のエディションはfromtoにコンバートされます。

Fromエディション

Toエディション

Community Edition

Professional, Corporate, Enterprise, Ultimate

Professional

Corporate, Enterprise, Ultimate

Corporate

Enterprise, Ultimate

Enterprise

Ultimate

 

Sugarで異なるエディションをコンバートするには、以下の手順を行います。

1. コンバートしたいエディションに対して営業の代表者からSugarのライセンスキーを入手します。

2. 最新のパッチリリースで現在のエディションをバージョンアップします。例えば、バージョンがProfessional 6.5.7である場合、コンバート前にリリース6.5.xのパスで最も高く利用できるバージョンに対してバージョンアップする必要があります。

3. コンバートセクションから適切なコンバートファイルをダウンロードする以外に、Sugarのダウンロードセクションにある以下の管理によって正しいコンバートのファイルを入手します。コンバートファイルはファイル名にあるSugarfromエディションとtoエディションを指定します。fromエディションはコンバートを実行できるSugarの現在のエディションと一致しなければなりません。例えば、SugarエディションをEnterpriseからProfessionalへコンバートするには、SugarPro-to-SugarEnt-Conversion-6.5.13.zipファイルを必要とします。

4. エディションのコンバートを実行するには、「アップグレードウィザードによるバージョンアップ」セクションでの手順に従ってください。


5. Sugarのアンインストール

Sugarインスタンスをアンインストールするには、以下の手順を行います。

1. SugarがインストールされたWebサーバへ移動し、Sugarrootディレクトリを削除します。

2. データベースの管理システムやコマンドラインを使ってSugarデータベースへ移動し、サーバからSugarのデータベースを削除します。

注:削除前にファイルディレクトリとデータベースのバックアップを作成することを大いに推奨します。


6. 高度な設定

Sugarをインストールした後、いくつかの高度な設定が利用できます。インストール中、Sugarrootディレクトリにある.htaccessファイルを作成します。このファイルは、あるファイルがWebブラウザからアクセスできないことを確認するために手助けします。このファイルの内容は以下のように組み込まれています。
# BEGIN SUGARCRM RESTRICTIONS

RedirectMatch 403 (?i).*\.log$

RedirectMatch 403 (?i)/+not_imported_.*\.txt

RedirectMatch 403 (?i)/+(soap|cache|xtemplate|data|examples|include|log4php|metadata|modules)/+.*\.(php|tpl)

RedirectMatch 403 (?i)/+emailmandelivery\.php

RedirectMatch 403 (?i)/+upload

RedirectMatch 403 (?i)/+custom/+blowfish

RedirectMatch 403 (?i)/+cache/+diagnostic

RedirectMatch 403 (?i)/+files\.md5$

# END SUGARCRM RESTRICTIONS

<FilesMatch "\.(jpg|png|gif|js|css|ico)$">

        <IfModule mod_headers.c>

                Header set ETag ""

                Header set Cache-Control "max-age=2592000"

                Header set Expires "01 Jan 2112 00:00:00 GMT"

        </IfModule>

</FilesMatch>

<IfModule mod_expires.c>

        ExpiresByType text/css "access plus 1 month"

        ExpiresByType text/javascript "access plus 1 month"

        ExpiresByType application/x-javascript "access plus 1 month"

        ExpiresByType image/gif "access plus 1 month"

        ExpiresByType image/jpg "access plus 1 month"

        ExpiresByType image/png "access plus 1 month"

</IfModule>


これらの制約がインスタンスで決まった場所にあることを確かめるには、サポートされたWebブラウザ(http://{Server Location}/Sugarcrm/sugarcrm.log)からsugarcrm.logファイルへ移動します。制約が決まった場所にある場合、403Forbiddenエラーを受け取ります。このエラーが受け取れない場合、.htaccessファイルで失敗しているか、Webサーバが.htaccessファイル許可の設定をしていないかです。Webサーバに対する.htaccessファイルを有効にするための詳細は、Webサーバのプロバイダドキュメントを参照してください。

Sugarは以下のような多くの異なる高度な構成オプションを備えます。

システム設定

 セキュリティオプション

 パフォーマンス

 自動検索の無効化

 Elastic Searchの設定

これらのトピックやより多くの設定オプションに関する詳細は、管理ガイドにある「高度な構成オプション」ドキュメントを参照してください。

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